漢方相談

漢方薬は効果が実感できるまでに時間がかかるイメージがあるようです。

しかし当店が使用する漢方生薬は効果を実感しやすく

服用10分ほどで体が温まるような即効性のある処方もございます

漢方生薬は、原料となる生薬の産地、採取時期、自生か栽培か

また配合の順序によっても、効き目が全く変わってしまいます

例えば「葛根湯」において薬効が高いのは「枝の部分」です。

ところが、これを使用しないと葛根湯と名乗っていけないというルールはありません。

成分が同じでも、産地や製法で品質が変わるのは、ワインやお蕎麦と似ています。

当店でご紹介するのは、厳選された「本物の生薬」ですので、見た目の色や味、香りから違います

店主自身が体感し、選び抜かれた良質な漢方薬をご提案させて頂きます。
薬剤師になって25年が過ぎました。私が漢方の力を信じ、研究を続けている背景には、調剤薬局での経験と、自分自身のある体験があります。

調剤薬局では「ちゃんと薬を飲んでいるのに治らない」という患者さんが多くいらっしゃいました。薬学を学び、現場に出るまでは「薬で病気が治せる」と思っていましたが、そうではなかったのです。処方薬は症状を抑えることはできますが、病気を治すことはできませんでした。

私自身も10年ほど前に、過労とストレスから心身を患いました。

とにかく朝が起きられない、なんとか起きると脂汗でびっしょり、不安で眠れない。そのような状態では日々来店されるお客様の相談に乗ることもできません。どんな薬を飲んでも一向に改善する気配を感じなかった時、私を救ってくれたのが漢方薬と食事改善でした。心身の病は通常、治療から改善に数年を要すると言われていますが、わずか3か月で完全に回復することが出来たのです。

病気を治すことができるのは、薬ではなく、その人が持つ自然治癒力です。漢方は、

その力を立て直す役割を担ってくれるのです。病院に行ってもよくならない。薬を

飲んでも変わらない。こうした悩みを持つ方に、漢方の力をお伝えし、「ここに来

てよかった」と言っていただけたときが、漢方薬剤師としての私の喜びです。

古河漢方堂

漢方薬剤師 山 川 純 正

なぜ今、漢方なのか?

Q.ずっと病院に通って薬を飲んでいるのになかなかよくならないのですが…。

山川:現代の病のほとんどは、生活習慣病などの慢性疾患です。「薬を飲めば治る」と思われている方もまだまだ多くいらっしゃいます。よくするためには食事や生活習慣を立て直し、自然治癒力を高める必要があります。ただ、仕事や家事、育児などに追われ、わかっていても取り組めないというストレスを抱えている方が多いです。そこを手助けできるのが漢方薬なのです。

Q.以前、漢方薬を飲んだときは、あまり効果が感じられませんでした。

山川:理由は二つ考えられます。
一つは「生薬の質」漢方薬の原料は木の葉や皮、根、実。さらに動物の骨や胆石など自然のものです。産地や季節によっても違いがあります。ワインと同じように、品質が大いに関係します。さらに、料理と同じように下ごしらえが効き目を大きく左右します。同じ名前の漢方薬でもメーカーの違いで効き目にも大きな差が出るものです。
二つ目は「選薬の見立て」西洋医学と違って、症状ではなく人に合わせて薬を選びます。ここが腕の見せ所です。冷えの人に冷やす薬を使っては逆に悪化させることもあります。お顔や舌を拝見したり、ゆっくりお話を伺ってぴったりの漢方薬をお探しいたします。まずは店頭で試飲してみてください。

Q.古河漢方堂さんの漢方薬は、甘みがあって飲みやすいですね。体がポカポカしてきました。

山川:見立て=「証」と言います。この証がピタリと合っていると体の反応も早く現れます。飲んで10分ほどで温かさや、気分が晴れるなどお感じいただける方が多くいらっしゃいます。飲み方にもポイントがあります。粉のままではなく、熱いお湯に溶かして飲むことをお勧めしております。もともと生薬は煎じて(煮詰めて)飲むものがほとんどです。インスタントコーヒーを粉のままで口に入れませんよね(笑)それと同じで、溶かすことで吸収も良くなり、漢方薬の香りを嗅いでもらうことでも気が動き効果も出やすくなるのです。例えば、上を向けなかった首が、飲んですぐに動くこともあるんですよ。漢方薬はあくまで「薬」です。長く飲めばいいというものではありません。

Q.漢方薬は「まずくて長い」と思っていましたが違うんですね。費用はどれくらいかかるのですか?

山川:症状やご希望に合わせて月1万円からご相談に応じます。様々な不調を抱える痛んだ体を徹底的にオーバーホールしたいとお考えの方には、「高貴薬」といわれる貴重な漢方薬や、メディカルサプリを集中的に活用して、短期間での改善を目指すこともあります。その場合月に10万円以上という方もいらっしゃいます。全て人と症状次第です。無理なご提案はしませんので、安心してご相談ください。